2018年、今は音楽を聴くツールといえばiphoneやデジタルオーディオプレイヤーが当たり前の世の中ですが、80~90年代を生きてきた僕たちは、当時、90分程の限られた時間の中にたくさんの音を吹き込んできました。

擦り切れるほど使いまわしたTDK、maxell、ソニー、ちょっといい音で録音したいからハイポジを買ったあの日。磁気テープが飛び出したときに鉛筆でグルグル巻いたあの日。お小遣いを貯めて買った最新型のウォークマン。自分だけのベスト盤を作り、上の四角い爪を折ったあの日…。

それらの役割はその後、CDRやMD、MP3、iPodなどに取って代わられるのですが、時代を語るには十分なほど、僕らに色々なことを与えてくれました。

時代は進み、当たり前のようにデジタルが交錯する今日、ノスタルジックなモノや風景に心地良さを感じずにはいられません。

また、その時代を知らない多くの人々には、このアイウェアから醸し出されるどこかレトロで近未来的なデザインやカラーリングを新鮮に感じてもらえたら幸いです。