今回からスタートする新シリーズ「MonkeyFlipScreech」(スクリーチ)の一発目は、スクエアフォルムと攻めたカラーリング展開で「らしさ」全開に仕上げました。

HAKAとGARGOYLEはどちらも石像物がイメージソースなので、鉱石の様なカラーリングや彫刻の様なカッティングを施し、石像のように仕立てています。

特に、磨きの工程を省いたUNPOLISH(アンポリッシュ)バージョンは必見。一見マット加工にも見えるこのバージョン、実際はマットとは全く別物です。

というのも通常、眼鏡フレームを製作する工程で必ず行われる「磨き」を敢えてしないことで、眼鏡枠がマシンで削りっぱなしの状態になります。相当エッジが立っています。

ミルの跡(ツールマーク)が残っていますし、質感もアセテートが成形されたシートのままで、ざらついて濁ったような何とも言えない表情を見せてくれます。

クリア系のフレームは、明かりの元で見ると、うっすらと鈍く光ります。あなたも実際に手に取って透かしてみてください。

実は2015年に出したシリーズ「猿心狂」で、これと全く同じ手法を取った「蒼天」「我空」「双璧」というモデルがありましたが、磨き無しバージョンはどれも即完売でした。

そして今回のモデルは総生産数が150本。そこから5色展開で更に各色に磨きありバージョンと磨き無しバージョンで振り分けるので、一色あたりの生産数は15本前後。どれもレアなアイテムとなる事間違いありません。

※実際の鉱石や宝石の様なカラーリング展開にしています。石のモチーフが名前になっています。

C.1 DIORITE BLACK 閃緑岩
C.2 PURPULITE パープライト
C.3 HAVANA BROWN 葉巻のような深い色合いの石
C.4 RED JASPER 赤碧玉
C.5 AQUAMARINE DEMI アクアマリン

 

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