今回の2モデルを出すにあたって目指したのは「トレンド」と「ユーモア」の掛け算。
世の中のアイウェアトレンドにMonkeyFlipらしいユーモアを組み込み、新しいものをどう生み出すのか。
あーでもないこーでもないと思い悩む日々が続きましたが、試行錯誤しているうちに、カモメや魚など、自分が大好きな「海」にまつわるモチーフがいつの間にかデザインに組み込んでいました。
フロントやテンプルに使ったアセテート生地も、海を意識して青や緑など彩り豊かなマリンカラーを取り入れています。
こんな眼鏡があったら楽しいなぁという純粋な気持ちのまま作られていますので、
かける人に楽しんでもらえると幸いです。
簡単にそれぞれのモデルのお話をさせていただきます。
まずFISHBONE。
テンプルの芯金(しんがね)を魚の骨に見立てた、名前通りのモデルです。
「トレンドのクラウンパント」×「サイドが骨」という掛け算で、ありそうでなかったクラシックモデルを楽しく作りました。
武骨なイメージが強いクラシック系のセルフレームですが
全体的に丸みを持たせてリム厚を薄くしたりてスッキリとした印象に。
じつはMonkeyFlipはモデルで骨をディティールに使ったモデルが何型かあったのですが
これほどまでにポップな感じのモデルはなかったのではないでしょうか。
お次はBOLLARD
BOLLARDは波止場の船を繋留する柱をイメージソースに創られたコンビフレームです。
「オクタゴン」×「波止場」とう掛け算で、独創的な眼鏡が生まれました。
フロントの鋲とサイドのメタルにカモメが施されていたり、モダン部分がボラードのシルエットになっていたりと、港を感じさせるアイコンが散りばめられています。
存在感が抜群ですので、新しいデザインにチャレンジしたい人におすすめの一本です。
(文責:志猿 高橋)