XENO(ゼノ)とは・・・

 

現在この国のメガネの96%は、福井県鯖江市で製産されている。
残りの4%は18金や鼈甲など特殊な素材のメガネのため、
ほぼすべてのメガネは鯖江市で製産されているといっても過言ではない。

鯖江のメガネは、「生地」と呼ばれる成型された板から削り出す工法で作られる。
生地の厚みは平均的に5mmなので、
この工法ではボリューム感溢れるフォルムを生み出すことが難しい。

XENOは、見たこともないボリューム感のあるフォルムを開発コンセプトとしている。
だから射出成形という金型を使う工法をとっている
(アセチという素材で射出成形をしているのは世界で唯一XENOだけだ)。

工場があるのは愛知県。
車のパーツやパチンコ台の部品など、
プラスチック成形においては国内でも有数の技術を誇る場所である。

そう、なにからなにまで既成概念を覆しているのだ。名前の通りに……。

*XENOとは、英語で「異物」「異物性」という意味。
接頭語としても「Xenomorpf(映画エイリアンの青の怪物を表していた語)や
「Xenobiotic(異物、生体異物)」のように使われている。