ゲームやアニメなどで刀の名前も目にすることが多くなってきた昨今ですが、
今回眼鏡として刀を取り入れたらどんなフレームが仕上がるか、私なりの解釈でデザインさせて頂きました。
テンプルを刀身に見立て、中華刀剣と日本刀の2種類を細かなデザイン性を盛り込みながら、
鮮やかな生地が目を惹くカラーバリエーションなどインパクトのあるフレームに仕上がりました。
偃月刀とは中華刀剣の一種で、大刀のカテゴリーに属する刀。
日本でいう薙刀(なぎなた)に相当する武器になります。
その中でも刀身が大きく長いものを、偃月(三日月)に見立ててこう呼ばれています。
フロントには刀で切り合った時に出来た傷をイメージした段落ちと
刃の部分に見立てた幅広なテンプルには模様を2段落ちでデザインしています。
刀身のイメージにより近づける事とかけ心地の両立が難しく、
製作の段階でテンプル先を少し削ることによって刀のイメージは損なわずに
かけた時の当たりの痛かった部分を柔らかく作り直しました。
様々な試行錯誤を経て、今までに類を見ないインパクトのあるフレームに仕上がりました。
普通のフレームでは物足りない、そんな方におすすめの一本です。
C.1 百草霜(パイツァオシュワン) ブラック
C.2 花青(ホワチン) ブルーグレー
C.3 浅桔黄(チェンチュホワン) クリアブラウンデミ
C.4 孔雀藍/月季紅(コンチュエラン/ユエチーホン) ブルーハーフレッド
C.5 品緑(ピンリュー) ブルーグリーンデミ
C.6 多色(ドゥオスゥー) マルチカラー
※カラーについては中国刀にあやかって中国伝統色名を含め付けております。
(文責:小玉)