こどもの時に見たSF映画。
暗闇の中で目が眩むほど輝いていた未来都市。
空を走るバイクや雲を突く抜けるのエレべーター。
浮かび上がる青とオレンジの道路。シンセサイザーの電子音。
そんな近未来感を眼鏡で表現したいと思い、試行錯誤の末完成したのが「NEON」&「STROVO」です。
とはいえ、イメージは80年~90年位に描かれていたレトロフューチャー。
この2型も近未来の雰囲気に、どこか懐かしさを混ぜ合わたデザインに仕上げています。
STROVOはなるべくオーソドックスなシルエットにして、未来のオタクがかけていそうな感じに仕立てました。
昔からある、いわゆるベタな黒ぶちメガネをそのまま未来版に変換してあります。
そしてこのフレームの最大の特徴は何といっても暗闇で光るディティール。
特殊な顔料を練り込んだ各部のラインは、太陽やブラックライトの紫外線を蓄えて発光します。
その姿は昔見たSF映画のワンシーンのように、ゆらゆらと妖しい光を放ちます。
(文責:高橋)